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すみません。 

すみません!

今夜、ウチの祖母(母方)が、亡くなりました。

96年の生涯でした。
そんな祖母は、90歳過ぎて寝たきりでした。

ウチの子達は、
その祖母のベッドに乗って、大騒ぎした事もありました。

きちんと見送ろうと思います。

記事のアップ、
しばらくお休み致します。

でも、必ず元気に戻って来ますので、
待ってて下さいね。

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息子の傷・・・3 

もう困り当てた私達は、
ワラをも掴む思いで、
この辺りのレスキューをしている団体に電話しました。
面識も、紹介もない私達、
すぐ断られるだろうし、助けてくれる訳も無し。

それでも私達は、そこにしか縋れず、
駄目もとで電話しました。

ところが、その団体の代表の方は、
余程の事と理解下さり、獣医さんを紹介してくれました。
“患者さんが多いので、○○の時間に”って
受診する為のアドバイスまでくれました。

それで紹介を受けたのが、
胡蝶も助けて下さった先生です。

紹介は受けましたが、診察してくれるとは限りません。
今まで断られ続けたせいでしょう・・・
疑い深くなってた私達。
まず、電話して確認してみました。

“すぐ連れてくる様に”って。
もう、この一言だけで、嬉しかったです。

連れて行っても、診て貰えないかもしれません。
でも、この一言だけで、その時の私達は助かりました。

ボーをルゥのシャトルに入れ、
幼いルゥを抱き、獣医さんへ走りました。

駐車場に着き、主人が受付を済ませてくれました。
ボーと私とルゥは、駐車場の車で待ってました。
患者さんが多かったので、連れて入れませんでした。

主人が戻り、順番を待ちました。

しばらくして、先生が飛んで来ました。
本当にすっ飛んで来て下さいました。

“どの子?”
車の中を覗いて聞いて下さいました。
診てくれるんです。
もう、天にも昇る思いでした。
嬉しかった・・・・本当に嬉しかった。

先生は、すぐに診察室に入る様、言われました。

緊急を見て取って下さった様です。
他の患者さんを何人か抜かした様です。。。。スミマセン。

息子は、元々持っていた菌が、
生活環境が良くなって、身体が元気になったと共に
菌まで元気になったらしいです。

咽喉の辺りから出血もあり、
その周辺の毛を剃ったら、
ハチの巣の様な壊死した皮膚が出てきたそうです。

異臭もそのせい。
緊急手術となりました。

それで、全身麻酔をし、皮膚を剥ぐ手術。

この後は、3つ前の記事の通りです。

この時から、この先生とのお付き合いになりました。
お世話になる事になりました。


ウチの子達は、容赦ない心無い人達に傷つけられ、
悲しい思いをした子ばかり。
でも、他の優しい心の持ち主の方々に、
沢山の優しさを貰い、助けられてきました。

この子達を通して、沢山の素敵な出会いもありました。

きっと、きっと、
私達夫婦は、この子達を育てるのではなく、
助けられて行くんだと思います。
沢山、教えられもしながら・・・・


みなさんは、いかがですか?

息子の傷・・・2 

残念ながら、
その時の私には、ボーの異変を気付く事が出来ませんでした。

主人が気付きました。

ボーの元気が無いんです。
初めは、生活環境の激変からの疲れ?
とも考え、様子を見ました。

しかし、段々と元気が無くなり、食事も取らなくなり、
サークルの隅で、丸まったまま・・・・

挙句に、臭気が出てきました。

もう限界です。
病院へ連れていく事に。

でも、東京に居る際は、
レスキューの際から、ずっと同じ獣医さんに診て頂いてて、
何もかも甘えてました。
引越ししてからは、獣医さん探さなきゃ!って思いつつも
なかなか探し当てれず、そのままにしてました。

心に傷の有る息子は、
今でも人に対し、攻撃的になる事があります。
散歩の際も、かなり神経を使います。

そんな息子をお願い出来るのは、
余程、理解のある獣医さんでないと・・・って。

今回の事で、慌てました。

良い!って聞くと片っ端から電話をしました。

電話して、息子の話をして、理解して頂いてから、
伺って、待合室等の様子を見てから、
そうでないと、息子は連れて行けません。

興奮すると、恐怖にかられると、
息子は暴れるにちがいなく、
飼い主の私達でも制する事が出来ないかも・・・?

その話をすると、どの医院でも断られました。

ある獣医さんは、面と向って、
“私は怪我をしたくないから、連れてくるな”
“噛まれたくないので、往診もNO!”
“診て欲しかったら、写真を撮ってくる様に”って。

素人の、それも具合の悪い子の写真が、
思う様に撮れる訳がありません。
詳細が思う様に写る訳ありません。

見捨てられました・・・・
ホトホト困りました。

主人は何も言いませんでしたが、
この時、覚悟を決めてたそうです。

私は事態を把握出来てなかったせいか、
諦めていませんでした。

でも、本当に困り果てました。


・・・つづく

息子の傷・・・1 

ボー(長男)は、捨てられていました。

東京のスーパー前の電信柱に、縛られて捨てられていたそうです。

その時、主人はこの犬種の団体を主宰しており、
レスキューもしておりました。

残念ながら、その時は、
まだ私と知り合ってもおりませんので、
私は手伝っておりません。

そんな主人の所に捨て犬の連絡が入りました。

本人(犬)に面会し、獣医さんに検査をして頂き、
新しい里親さんを探しました。

でも・・・
獣医さんに言われたそうです。
“この子、可愛がられた事ないかも?”
“体中が傷だらけで、虐待受けてたみたい”
“お風呂も入れられた様子無いし・・・”

かなり臭かったそうです。
その臭いを隠す為、男性用コロンが振り掛けられていたそうです。

1歳になるか、ならないか位の可愛い盛りに、
この子はそんな目に会ったのです。

やっと見付かり、引渡しの日。

息子は不安が噴出したのでしょう・・・
側にいた主人に噛み付いたそうです。
出血しました。

その状況を目の当たりにした、新しい里親さんは怯え、
引き取りが出来なくなりました。

でも、その前に、
一度、人に噛み付いた犬は、引渡しされず、
殺処分される規則になっています。

しかし、その現場に同席された獣医さんの機転で、
息子は、引渡しされた後、噛んだとされました。

息子は命を取り留めました。
でも、このまま預ける事出来ず、
主人が引き取る事に・・・・

その後も大変でした。

毎日が戦争だった様です。
(この辺りの話は、ハードカバー本にもなりました。)

そんな息子は、レスキューされた際、
“これで、やっとこの子は誰かの胸から天国へ行ける”
“その日まで、幸せに。”
と言う思いから、『ボヌール』と名付けられました。

そして、今から4年前。
主人と私との結婚により、東京から引っ越す事に。

今までの生活とはガラリと変わりました。

住まいが田舎、と言う事からも、
ボーにとっては嬉しい要因でした。

主人との散歩も嬉しそうでした。


そんなある日、ボーの様子が変わりました。

・・・・続く

息子の手術 

ボーも手術を受けました。
今から3年前に、大きな手術を受けました。
右の目の下から、肩にかけて、大人の男性の掌程の広さを
壊死した為、剥がす(えぐる)手術を受けました。

この際、入院は無く、
即、手術。(立ち会えました)
即、退院。(えぐった箇所は露出したまま)

同じ先生の手術でした。

主人は初め立ち会っていましたが、
途中、気分が悪くなり退出。
それで、その後私が立ち会う事に。
主人は止めましたが、
私は、自分の息子の手術を立ち会わなくて、
母親の役目が果たせない!と言う思いで立ち合わせて頂きました。

先生にしたら、面倒だったと思います。
入れ替わったり、ジッと手元を見ている訳ですから。
でも、この先生は、それを許して下さいました。

ボーは、傷口を早く治す為、
あえて包帯等をせず、乾かす様指示が出ました。

退院する際、
手提げシャトルに入っているボーを見た人は、
どの人も、顔をしかめました。

物凄い、醜い、汚いモノを見たかの様でした。

それでも、わざわざ覗きに来た人もいました。

そんなボーの傷は、
必死に乾かしたお陰で、心配していたウジの発生もなく、
先生にも誉められる位でした。

今では3cmX10cm程の傷跡に。

私達は現在、隠していませんが、
いざとなれば、バンダナ等で隠れる位になりました。

正直、ここまで小さくなるとは思いませんでした。

皮膚を剥がしたのですから、
人間で言う、毛根は無くなっているはず。
なのに、殆どの部分に毛が生えています。

退院の際の、みんなの顔を見て、
主人と2人、これからどうしようか悩みました。

お散歩の都度、あんな顔をされるのか。
いくらボーが犬であっても、
そんな表情ばかり向けられるのは、嫌だろう。
ただでさえ、人に裏切られ、傷付いてきた子なのに、
もっと、もっと、人間を嫌いになるのでは?

本当は、人が好きで好きで仕方ない子なのに。
一緒に遊びたいのだが、
その方法を知る前に、虐待され、捨てられたのに。

私達はまず、傷口を乾かす事に集中しました。
まずは、治す事。
それ以外は、それから悩む事にしました。

そして今、隠す必要なくなりました。

生死の際からの生還。
その勲章としての傷跡となりました。

先生、ありがとうございます。

麻酔で眠っているボーを、
丁寧に、丁寧に、グルーミングして下さったスタッフさん、
本当に、ありがとうございました。


実は、この先生に行き着くまでも大変でした。
その話は次回に・・・・

長女の手術。。。その12 

胡蝶は、帰宅の車中で、
ずっと主人の膝の上でに顎を乗せ、
嬉しそうでした。

大好きなパパを1人占めし、誰にも邪魔されず、
パパに優しく撫でられて、嬉しそうでした。

帰宅して、いつもならすぐ車を降りたがる胡蝶。
でも、この日は、なかなか降りて来ません。
もっと甘えたいのかな?って思ってました。

そっと抱き上げ、降ろしました。

すぐ側の側溝のグレーチング。
いつも、軽々と飛び超えるので、
今日もそうするとばかり思ってました。

しかし胡蝶は、その前で躊躇し、動きません。

えっ?
なんで?

そんな疑問ばかりでした。
でも、よくよく考えると、胡蝶は昨日手術を受けたんです。
その翌日、普通に歩いているからと、
歩けているからと、私は思い違いしてました。

人間なら、トイレにも自分で行けずにいるのに、
胡蝶に飛ぶ様促していたんです。

いくら、診察台から飛び降りようとしていたとは言え、
昨日、お腹を開いたんです。

玄関で、胡蝶の足を拭きながら、その事を思い知らされました。
私も胡蝶に対し、配慮が足りませんでした。

何度も何度も、謝りながら足を丁寧に拭きました。


その後、胡蝶は、傷口を舐める事なく、
一週間後の抜糸も、血液検査も無事済みました。

抜糸までの間、
実は胡蝶は、オシッコの感覚がズレていました。
オシッコは出来るのですが、
シートから外れた所にしてたんです。

とても不安になりました。
高齢に差し掛かっている胡蝶なので、
もう、ちゃんとシートの上に出来ないんじゃないかと。

主人と何度も話し合いました。
叱った方は良い?・・・否、様子をもうしばらく見よう。
ちょっとは注意した方が?・・・否、そのまま待とう。

私達が留守の間は、シャトル内なので、オシッコしません。
だから、昼間は大抵すぐに片付けれました。
でも、夜中のオシッコには困りました。

私達が疲れて寝入っていると、
下手をすると朝まで、そのままになっており・・・大変!
主人と2人、寝不足が続きました。

抜糸が済んで3日後、
胡蝶は、オシッコシート上にちゃんと出来ました。
今では、すっかり元通り。
出来なかった事が信じられない位、上手に出来てます。

やっぱり胡蝶は、術後の痛みが残っており、
シートホルダーの段差すら、大変だった様です。

一応跨いでは居たのですが、やはり手術の影響らしいです。

これまた、私の配慮の足りなさを思い知らされました。
(胡蝶・・・ごめん!)

思い遣っているつもりでも、足りなかった様です。
医院のスタッフさんの事、言えませんでした。
反省です。

教えてくれた胡蝶、ありがとう。

今では、傷口(約20cm)も綺麗になりました。
腕のバリカン跡も、消えつつあります。

この犬種独特の、胡蝶の美尻は、健在です。

お陰様で、ここまで来ました。

この病で、これ以上悩む事は無さそうです。

みなさん、ありがとうございました。
どうぞ、私の様な失敗しないで下さいね。

貴方の側の可愛い子供達の異変、見逃さないで下さいね。
気付くのは、貴方しかないんです。
子供の様子、いつも見放さないで下さい。

そして・・・
子供(犬)達との楽しい時間、過ごして下さいね。

長女の手術。。。その11 

朝になりました。

獣医さんから、電話は入りませんでした。
・・・と言う事は、何事も無かった。。。。

10時になるのを待ちました。
こんなに時間の経つのが遅いとは、思いませんでした。

午前10時。
主人が電話をしてくれました。

とても丁寧な方が電話口に出て下さった様で、
緊急手術が入り、手の離せない先生に代わり、
確認をしながら返答して下さいました。

胡蝶は、無事に術後の初日を越した様です。
朝ごはんも、病院から出された物を
ちゃんと残さず、全部食べたそうです。

ホッとしました。

ただ、判断は先生でないと出来ない為、
再度、電話を掛け直して欲しいと依頼されました。

仕方ありません。
今回の電話で聞きたい事が伺えたので、
これ以上、無理は言えません。
言うつもりも、ありませんでした。

先生や医院の状態が見えないので、
何時頃、掛け直したら良いか、聞きました。
“多分、12時頃なら大丈夫かと・・・”

本当は、すぐにでも行って顔を見たかったのですが、
面会すると、すぐ連れて帰りたくなるだろうし、
まず、先生の話を伺わないと。

12時を待ちました。

12時から休診時間に入るので、5分前に電話しました。

しかし、今回電話口に出た方は、
とても丁寧とは言えず、面倒臭がっているのが、
直接、話をしていない私にすら分かる程。

先生は手術に入っているので、分かりません。
これの一点張り。

確かに、その通りかもしれません。
でも、先生の指示通り電話し、再度電話している私達。
せめて退院出来るのか聞きたくて、
昨日からの話を説明し、お願いをしたのですが、
確認する様子も無く・・・・
“4時過ぎに電話して下さい”って。

この人には、心配する家族の心が分からない様です。
正直、この人に、
ウチの可愛い子供達の面倒は、みて欲しくありません。

だって、言葉を理解する以上に、人を理解出来る犬達。
人の言葉を喋らないからと、理解出来ない訳ではありません。
多分この人は、どんな事も面倒臭がる事が多いでしょう。
相手の痛みを理解しようとは、しないのでしょう・・・

的外れでも、理解しようとする、しないでは、
大きく違ってきます。

これは人間の看護師さんを見ていても、そう思います。

先生が、先生だけに、がっかりでした。

電話口にその人が出ている以上、
これ以上は無理な様子。

16時まで待ちました。
でも、今回は駄目元で、迎えに行くつもりで出掛けました。
(小姫達は、今回もお留守番でした)

今日も沢山の患者さんで溢れていました。

丁度、窓口で他の患者さんと重なった為、
かなり待つ事になりました。

“お待ちください”と窓口の方に言われ、
そのまま、待ちました。

でも・・・・その後かなり待ちました。
誰からも、確認も声も掛からなかったので、
待つしかなかったのです。

そんな私達に、先生が気付いてくれました。
(本当はすんなり通して下さって良かったみたい。)

そして、すぐ退院出来る様にして下さいました。
特に問題無かった様です。

高い診察台に乗った胡蝶。
キトキトの目で、私達を見ていました。
側に行くと、珍しく跳びついて来ました。
手には点滴の管が付いており、
やっとの事で、制して外し、
首の周りに付けられていたエンジェルカラーを外し、
下に下ろしました。

先生に、一週間後の抜糸と検査の話を伺い、
退院手続きをし、お薬を頂き、医院を出ました。

“お大事に”
その声に押されて、医院を出ました。
(きっと、この一声も言える人と言えない人が居るのかも?)

胡蝶は、嬉しそうでした。
とても自慢気な後ろ姿でした。

出てすぐ、胡蝶は医院前の側溝に腰を下ろしました。
えっ?
大量のオシッコでした。

胡蝶は、家の中でも外でもオシッコ出来る子です。
でも家の中では、所定の場所にあるシートの上のみ出来る子。
つまり、入院中のシャトル内で、我慢していたのです。
えらい!
(もう親バカです・・・)

すぐに帰りたがるかな・・・と思っていたのですが、
車の側に行っても、乗ろうとしません。
傷口が痛いのかな?
しばらく外の空気を吸いたいのかな?
そう思っていたら、
胡蝶は、草むらに行きたがり・・・

なんと!
側の草むらの端へ行き、ウンチッチ。
これも我慢していた様です。

量は、いつもより少なく、細かったです。
手術後なので、仕方ないでしょう・・・

それぞれの始末をして、帰宅する事にしました。

・・・つづく

長女の手術。。。その10 

その夜は、誰もが静かでした。

ボー(長男)も、ルゥ(次女)も、里緒奈(三女)も、
心無しか、不安そうな表情してました。

胡蝶のいない事を理解してか、
私達の不安を察してか、分かりませんが、
はしゃいだり、甘えたり、喧嘩したりは、
全くありませんでした。

それどころか、
帰宅した際の、歓迎の吠えやダンスもありませんでした。
ビックリする程、静かな子供達でした。

食事も嬉しそうでは、ありませんでした。
淡々と食べた子供達。
それぞれが、それぞれの場所で、静かに時間を過ごしました。

いつもなら、場所を取り合う光景が見れるのに、
今夜は全くありませんでした。

息子ボーも手術を受けました。
同じ先生に執刀して頂きました。
(この話は、後日詳しく書かせて頂きますね。)

でも、このボーの時は、入院ありませんでした。

だから、今回の胡蝶の入院は、
子供達にとっても、初めての経験で、
兄妹が揃わないのは、寂しかったらしい・・・です。

多分・・・・胡蝶も。

今頃、胡蝶はどうしているんだろう・・・・
麻酔切れて、痛がっていないだろうか・・・・
目が覚めて、私達が側に居ないのが判って、
きっと寂しがっているんだろうなぁ・・・・
寂しい!って、吠えているんじゃないかしら・・・
・・・等々、親ばか炸裂でした。

その夜は、主人とも会話が少なく、
勿論、笑い声もない我が家でした。

一日だけ。
今夜だけの我慢!
そう言いきかせて、過ごした私達。

明日の10時には確認の電話をして、迎えに行く!
絶対に。
今夜、胡蝶に何も起きません様に。
明日、退院許可が出ます様に。

そう祈り続けた一夜でした。



・・・つづく

長女の手術。。。その9 

手術予定時間、12時スタート。

私と主人はそれぞれの予定があったので、
別々におりましたが、思いは同じだった様です。

もう祈らずには、おられませんでした。

携帯が鳴りません様に・・・・
無事、手術が終わります様に・・・・
手術が大事になりません様に・・・・

午後2時。
連絡が一度も入りませんでした。(ホッ)

入院中なのだから、いつでも面会に行けるかと思い、
スタッフの方々が休憩中でも、
ちょっと様子を見せて貰えるかと思い、
焦る気持ちのまま、午後3時、病院へ走りました。
(今回は、小姫達は息子とお留守番。)

病院に3時半、到着。
当然ながら、玄関は閉まっています。
(この病院は、12時から16時まで休診なんです。)
それで、様子だけでも・・・と電話を掛けてみました。

手術は、無事、終わったそうです。
でも、先生が別の手術に入っているそうで、
電話口の方では、詳細が分からないとの事。

ちょっとだけ、顔が見れないか伺ったが、
16時以降にしてくれとの返答。
仕方ないので、待つ事に。

16時に病院へ行ったのだが、
やはり患者さんが多く、なかなか先生と話が出来ず、
面会も出来なかった。。。。待つしかなかった。

先生も気にして下さった様で、
早々に面会させて下さった。

胡蝶は、ゲージの中で、丸まって寝てました。
おかしな様子はありませんでした。
麻酔がまだ効いているそうです。
私達の気配も分からずに居るそうです。

でも、私は胡蝶が反応したのを見逃しませんでした。
気のせいかもしれません。
でも、胡蝶は、そばに行った私達を判った様でした。

あえて声を掛けず、病室を退した私達。

手術内容の説明も、話して下さったが、
何せ、沢山の患者さんが待っているので、
要点だけ話して下さった。

手術は成功。
卵巣、子宮の全摘出。
心配していた腹膜炎は無し。
他の炎症も、見た限り無し。

子宮自身も、膿が溜まっていたが、
外に少しづつ出ていたお陰で、
先生が思っていたより、腫れていなかったそうです。

その辺りを、現物の膿の溜まった子宮を見せて説明して下さいました。

主人は“大丈夫”と言いつつも、
現物を前に、遠巻きで見て、聞いていました。
私は、主人と違い、しっかり前に見せて頂きました。

犬の子宮は、人間のとは、働きは似ていても、
形も大きさも違いました。
胡蝶の子宮は、私から見ると、腸の様に見えました。

先生は、その子宮の途中を切って、
膿の状態まで見せて下さいました。
(この時、主人はかなり離れた所で)
本当に膿で一杯になってました。

“これは、こちらで廃棄処分して宜しいですね?”
と、わざわざ聞いて下さいました。

何でも子供達の物は、採っておきたい主人でしたので、
(抜けたヒゲや、生え変わりの際の歯、等)
私は返答に躊躇しましたが、
説明中の主人を見ていたら、頂けないと判断し、
相談はしませんでしたが、廃棄をお願いしました。

先生が仰るには、
“多分、明日には退院出来るでしょう。何も起こらなければ”

そりゃそうだ。
手術自体成功しても、その後の経過もある。
それに、お腹を開いているのだから当然かと。
何も起きないで! そう私達は願った。

“明日、10時頃、お電話下さい”
“その際、様子を見て、退院等判断します”

明日を待つ事に。

・・・つづく



長女の手術。。。その8 

胡蝶に下りた診断は、『子宮脳腫』。
女の子特有の病気です。
子宮の中が、膿で一杯になっている病気です。

これは、避妊手術をしていない以上、
どうしてもリスクとして伴う病気です。

特に、胡蝶の様に、
避妊手術をしておらず、子供を産んでない子に、
多い病気だそうです。

同じ状態で、乳腺に出来る事もあるそうな・・・

ただ、絶対この病気になる!訳でなく、
なり易く、気をつけていないといけない病気。

胡蝶はそれに被ってしまいました。。。。(グスン)

先生に、すぐの手術を勧められました。
勿論しない訳にいきません。

先生が仰るには、
白血球の値が、思ったより少ないので、他に何かあるのかも?
腹膜炎等が考えられるが、開けてみないと判らないそう・・・
また、血圧が低いのも気になる・・・って。

挙句に、
“手術”である以上、予期せぬ事が起きるかも。
万全を期し、最善を尽くしますが、覚悟もお願いします。

もう、この事は分かっていて、覚悟もしていましたが、
改めて言われ、オロオロになってしまいました。
(何とも情けない母親でした。)

診察の経緯や、検査の結果を、
分かる度に、外の主人に報告していた私。

私と同じで、聞く度に暗くなった主人。
オロオロはしていないが、嬉しい結果でない為、
心配も不安も募った様子。

それは仕方ない事。
胡蝶と私は、結婚して家族になりましたが、
主人とは、ポケットに入る?位の小さい頃からの生活。
胡蝶にとって、初めての手術。
そんな事が重なっているので、いろんな思いが有ったのでしょう・・・

主人も今回の手術を拒む理由はありません。
それだけに、信用出来るこの先生に託すしかありません。

先生は、完備された器具の説明もしてくれましたが、
私達にとって、それは残念ながら、
何の安心材料にもなりませんでした。
逆に、そんなに大変な手術???
と心配が募ってしまいました・・・(先生すみません!)

“先生、手術お願いします”
そうお願いした途端、手術準備に入って下さいました。

手術は、午前と午後の診察の間。
(先生方の休憩は無いの???)
でも、それまでに、点滴等の準備があり、
胡蝶の右前足の一角は、バリカンで毛を剃られ、
点滴の針が入りました。
(これも入り難かった様でした。。。)

しばらく(約3時間)、手術前に安静にしないといけないので、
病院のゲージに入る事になった胡蝶。
私達は、何もしてあげる事がなく、
先生方の邪魔にならない様に、一端帰る事にしました。

何が何だか分からない胡蝶は、
いつも通り、一緒に帰ろうと、
高い診察台から飛び下り様としました。

それを先生方と制しましたが、不安がっている胡蝶。
“大丈夫、後で又来るからね”
“良い子で、ここで、お留守番してね”
と頭を撫でながら、声を掛け、お預けしました。

先生方は、“はい、お預かり致します”と仰って下さいました。
この一言が嬉しかったです。
もう、この言葉にすがる思いでした。

手術中、何か起きた際は、携帯に連絡が入る事に。
鳴りません様に。鳴りません様に。。。。


・・・・つづく

長女の手術。。。その7 

小姫(妹)達を従え、胡蝶は医院に入って行きました。

具合い良くないのに、
楽しい物を探そうとするかの様に、
鼻をクンクン、リードをグイグイ引っ張りました。

院長先生の診察でした。
院長先生って言っても、おじいちゃん先生でなく、
年齢は不明ですが、40歳代の先生。

何かのスポーツしていたのか、しっかりした体型で、
患者達にとっては、それが安心度UPになっているそうな。

この先生を胡蝶は好きなのに、
今日に限って、先生を避けようとしてました。

私は、子供達のノートを毎日付けています。
忘れやすいって言うのが根本ですが、
4人の子供達と主人の体調となると、
覚え切れません

それで、メモ程度ですが、
子供達の食べた物、散歩の時間とコース、
気が付いた子供達の様子 等々。。。

先生に質問された事に答えようと、手帳を開けた途端、
胡蝶が甘える表情で、私に跳び付いてきました。

先生は、体重を量り、私の答えを聞いただけで、
ある程度の見当をつけた様子。

胡蝶の態度に驚き、おさめようとしていた私でしたので、
先生がすぐに見当を付けたのも、驚いてしまいました。

多分、質問しながら、触診もして下さっていたのでしょう。

この早さが、いつも驚かされます。

不安がってる子供達は、一刻も早く済ませたい診察。
時間が掛かれば、それだけ嫌がり、暴れます。

この先生は、いつも一時に三つの事をしているんです。
だから、診断も早いし、テキパキしているんです。

一番驚いたのが、以前の事ですが、
1頭の犬を診察台で、診察しつつ、
アシスタントに、前の犬の検査の指示をし、
掛かってきた問い合わせの電話の返答指示も出している。

それだけの事を、目まぐるしくしているにも関わらず、
スタッフの方々に苛々した態度を出さず、
次々にハッキリした口調でありながら、
優しく、温かく、指示を出してました。

今回の胡蝶は、駄々っ子でした。

検査の為の血液採取の際も、
エコーの際も、彼女らしくない位に嫌がりました。

血液検査の結果を待合室で待っている時、
小姫達と一緒に、彼女達以上に甘えん坊でした。

小姫達は、いつもと違うお友達が一杯で、
楽しくて楽しくて仕方ない様子。
それで、主人が小姫達を外に連れ出してくれました。

結果が出ました。

。。。。子宮脳腫。。。。
 胡蝶の子宮の中に、膿が一杯になっているそうです。

すぐの手術を勧められました。



・・・・つづく

長女の手術。。。その6 

朝が来ました。

待ちに待った火曜の朝が来ました。

胡蝶は、元気はありませんが、
でも自力で歩き、朝のオシッコもしてました。

ホッとはしましたが、安心出来ません。
具合が良くなった訳でなく、小康状態なだけ。
今のうちに何とかしなきゃ!

主人は、心配で心配で、完全徹夜になったそうです。
何が出来る訳でもなかったので、
胡蝶の側で、仕事をしていたそうです。
(嫁は大の字になって寝てました

朝9時に開院の獣医さん。
その時間に合わせ、それより少し前に着く様に、
胡蝶と、付き添いの小姫達を車に乗せ、
主人と2人、焦りながら出掛けました。
(長男ボーは、今回1人でお留守番。)

新しい道を使ったお陰で、予定より早く到着。
開院20分前に到着しました。

ウチ以外に待っている患者さんらしき姿は無く、
“早過ぎたかな・・?”
“迷惑かな?”って主人と話しながら待ちました。

開院10分前、
ゾクゾクと患者さんがやって来ました。

いつも思うんです。
この医院の患者さん達って、ちゃんとしているんです。

我が子が具合い悪くてやって来ているのに、
心に余裕があるって言うか・・・・

到着順に、診察券を前もって出す所無いんです。
人間の病院の様に、開院前の手配って無いんです。

でも、ちゃんと来た順番を守るんです。

自分が到着した際、既に3台の車が有れば、
自分が4番って事で、待っているんです。
誰が1番だろうと良いんです。
自分が4番であり、4番目に診てもらえれば良いんです。

だから、ちゃんと診てもらえるんです。
順番抜かして、嫌な思いしないんです。
そして、慌てなくても良いんです。

ただ、自分の子よりも緊急と思えば、
その子に順番を譲る飼い主さんもいらっしゃいました。

自分の子が大事である以上、
他の子の一大事を、他人事と無視出来ないんです。

毎回、この医院に来て、教えられます。

本来、人って優しく、わきまえていれば、
トラブルは少なく、平和に事が進むって。

ジェントル・マンだけでなく、
ジェントル・ウーマンも本当の強さって。

凄い獣医院です。

そんな訳で、モタモタした私でしたが、
最初に診察を受ける事になりました。


・・・・つづく

長女の手術。。。その5 

今から思うと、
月曜はずっと祈っていた様な気がします。

ちょっとでも胡蝶の負担にならない様に
小姫(妹)達を、静かにさせて、我慢させて、
ずっと、胡蝶の側にいた様な・・・・

我慢を沢山させている小姫達は、
フラストレーションがかなり上がっていた様で、
それにプラスして、
若いので、体力が余っており、一食触発状態でした。

仲良くジャレている様で、
次の瞬間には喧嘩して、大騒ぎにまで。

これでは、胡蝶がゆっくり出来ないので、
我が家では初めての、
胡蝶抜きの、小姫達だけの散歩に行ってきました。

体調悪いのに、それを察した胡蝶。
“何ともないよ。平気だよ。”ってPR。

寸前まで、寝ていたのに、
私の足元を、ウロウロしてました。

しかし、今日は連れて行けません。
心を鬼にして、お留守番させました。

所々、走らせたり、歩道橋等の階段登らせたりして、
体力消耗させました。。。。

帰宅した私達を、羨まし気に見ていた胡蝶。

でも、自分の状態が良くない事を理解した様で、
仕方ないか・・・って。

この散歩は、功を奏し、
小姫達は静かにしてくれ、胡蝶も落ち着きました。


しかし・・・・
ホッとしたのも束の間、
胡蝶が、自分のポジションにしていた場所に行く途中に、
嘔吐してしまいました。(本日2度目)

嘔吐内容を見ると、固形の物は無く、
胃液の様な物のみ・・・・

余程、獣医さんに電話しようかと思いましたが、
胡蝶の表情を見ると、思った程でなく。。。
またもや、電話するのを止めました。

「早く、明日になって!」
その思いで、夜を過ごしました。



・・・・つづく


長女の手術。。。その4 

胡蝶の具合いが悪くなって3日目。

その日は、月曜日で、獣医さんの休診日。

今日も、元気が戻らなければ、
明日は、絶対に獣医さんに行く!と決めてました。

だから、どうか元気になって。
急変して、悪くだけはならないで。

そんな風に、祈った一日でした。


その朝、胡蝶は妹達と、いつもの様に、ソファの上に乗りました。

我が家のいつもの光景です。

各自がそれぞれに、オシッコを済ませ、
順番に3人掛けのソファに乗り、一時を過ごすんです。

それぞれに身繕いしている娘達。
胡蝶に注意を向けました。
アレ?

お尻が汚れているんです。

仕事で徹夜明けの主人が言うには、
昨夜遅くから、下痢をしたそうな。
そう言えば、今朝も下痢だった胡蝶。
少量の嘔吐も・・・・あいたっ!

こんな事なら、昨日、獣医さんトコへ走れば良かった
後悔、先に経たず。。。。

もう胡蝶の身体で、何かが起きているのは確かでした。
残念ですが、もうこれは確定でした。

ウエットティッシュで、汚れを丁寧に拭きましたが、
胡蝶本人も、下痢をしたお尻を嫌がっていたので、
そっと抱き上げ、お尻だけ洗ってあげました。

ぬるめのお湯で、ゆっくり、丁寧に。
乾かすのも、痛くない様注意して。

とても嬉しそうでした。
気持ち良さ気でした。

いつ電話しよう・・・・
獣医さんに、時間外診療をお願いする気マンマンでした。

でも、これって私達のミス。
判断ミスから、先生に迷惑を掛ける・・・・
それを踏まえて、電話する事に決めてました。

それなのに、当の胡蝶は、
昨日より、元気な面も見せてくれるんです。
アレ? あれ? アレレ?

獣医さんに電話するのを、ためらいました。

胡蝶、もう一日、我慢出来る?


・・・つづく




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